取り合えず感想。
キレイなライブだった。音とか、照明とか、いろんな意味で、キレーだったよ・・ホント。
レピッシュは、いろんなことやってくれるから好き。いつまでも飽きない、楽しい。
どうもありがとうでした、ホントに。メンバーに、そしていろんな方に。
約1ヶ月続いたTOUR '99「ART OF GRADATION」、ファイナルでございます。
ツアー唯一のホールでのライブ。ライブハウスでの今までのライブとは、まったく別物になるらしい。
チョイ緊張&期待大、そしてツアー終わっちゃうのねーと、淋しい気持ちもあったりする。あー複雑。
今日の渋公、2階の半分くらいまで埋まっていたらしい。
ワタシの席は、1階の、前後は真ん中あたり、左右は現ちゃんのスタンドマイクの真っ正面。通路側ではなかったのが残念。
ステージ上には、で〜〜〜っかいまん丸い白い風船？が浮かんでいて、月みたい。さて。
6時40分頃かな。アルバム「ART OF GRADATION」の1曲目、インストの「Tuning」が流れ、ざわざわと席を立つ客。やはり今日は、アルバムの曲順通りのメニューになるのか？
暗闇のなか出てくるメンバー。「Hello!psychedelic Mania」でスタート！
アルバム「ART OF GRADATION」の裏ジャケ？のカラフル5色スーツのメンバー。雪好が蝶ネクタイをしているのかどうか気になるが見えず（気になるでしょ）。ステージ広い、照明キレイ、ああ、ホールのライブだ・・と、ちょっと懐かし気分。今日のライブにはゲストミュージシャンが。マニピュレーターに、アナラーズでもあなじみ・・おなじみの、やまちゃん。チェロ、ビオラ、バイオリンのストリングス3名。この3名を「ポコチンオナッターズです・・・スイマセン」と紹介するマグミ（コラ・笑）。スイマセン、は、3名様に向かってお辞儀。ウケタ（笑）。あと、後半トロンボーンで、アンスキャンダル（だっけ？）の方が登場する。
「。C」。広々と踊りながら(舞いながら？)歌うマグミ。温度計は、理科の時間に使うヤツだね、その手の動きは。♪名前を教え〜てよ♪は、現ちゃんとタツがコーラスなのね。
「Blue Gradation」。心地よいテンポ、左右にリズム取るマグミ、客席。5色のスポットがそれぞれにあたってる、キレイだ〜〜。現ちゃんは、ショルキー（っていうの？）持って前に出てる。弾きながらマグミの方に寄っていったり、ウロウロするから、スポットライトから外れている。おーーい、紫の照明の立場が・・（笑）。「For You」「To Be Dreamer」「Dear Smell Blues」。この辺り、いいっすね〜。ノッてきたぞ、アタシ。最初は遠かったステージが、結構近く感じる。「To Be Dreamer」、いつもの現ちゃんのピアノの間奏の代わりに、ストリングスが入る。♪部屋中を〜♪のトコも、ギターじゃなくてストリングスだ。ほお〜。ラストの♪らららら〜〜ららら♪は、いつ聴いてもかっこえ〜〜。「Dear Smell Blues」の恭一のギターもかっこえ〜〜。しゃがんだりしてんのかなー、時々見えなくなる恭一。ほんで次、「Blackbird」！！アルバム同様の、チューニングっぽい音がビヤ〜ンビヤ〜ンと流れ、そして歌い出しとともに、パーーン！！と暗闇に3本のピンスポライト。浮かび上がる現ちゃん、マグミ、恭一。これは凄かったねーーー、かっこよくて。パーーンときた瞬間、心臓止まるかと思ったさ、かっこ良すぎて！！この曲の出だしは、やっぱ凄いわ、迫力だわ。ああ「Blackbird」最高！感動！！って思ってたら、袖からスタッフがぞろぞろと出てきた。ナニナニ？おもむろに、演奏中のメンバーの前に出てくる、なんかやってる、場内大歓声。出た！5台のムーンウォーカー（っていうの？健康器具の、あれです。レバー持って歩くヤツ）がメンバーの前に横並び。それに乗って曲に合わせて漕ぐスタッフ。わかる？想像できるかな〜この光景。すげ〜演出だよ！（マジ？）素晴らしいよ！（マジすか？）シュールだぜ！（うそぉー）
いや〜、度肝だった。この人達すごいわ、と、こんなことですごい感動（いいのか、それで！）。
「Picnic」は、ライブで聴くの初めてだよーー！嬉しいよーー！人一倍イントロで「ぎゃ〜〜！」と叫んでしまった。アルバムより速いテンポだ。
「ムーンライト」は、音がすごい迫力。ライブハウスよりいいなあ。現ちゃんの♪んーちゃっちゃー、んーちゃっちゃー♪の間奏？ラスト？のトコが、いい！アルバムより長めになってると思うのだが、ココ好きなの。ドラムと、ギターが、ウィ〜〜〜ンウィ〜〜〜ンと入るとこ、最高。今日は特に最高。
現ちゃんのオルガンの音で「フィルム」が始まる。音キレイだ。照明、ピンスポもっと明るいといいのに、・・と思ったのは、この曲だったかなー。
雪好のドラムの前側に、いとしのエリーbyサザンオールスターズ、の出だしで鳴る、暖簾（のれん）みたいな楽器（わ・・わかる？）があって、誰が使うんだろ？と思ったら、現ちゃんのピアノソロの後半マグミが指で静かにそれを鳴らした。♪シャラララ〜〜〜ン♪とキレイな音が鳴る。
マグミの雄叫びで「7-nana」。
続いて「if」。この曲は、最初インストの予定だったとか？「メロディがキレイだったので、歌を付けてみました」とかいうMCの後に始まった。キレーだ。恭一のギターが、チョット、お？？おおお？？大丈夫か！？と思ったのは気のせい？すごいドキドキしちゃいました（笑）。ここまで見事にアルバム通りの曲順、この曲がアルバムラストの曲。
次は？？と思ってたら、そのまま「Space Fish Go! Go!」（シングル「Blackbird」のカップリング）へ。これもツアーで聴くの初めてなのー！嬉しい！♪すぺーすふぃーっしゅ、ごごー♪と歌う現ちゃんが真っ正面に見える。か・・かっこいい・・。ステージ上のでっかい風船、水が入ってるようなシルエットが映る。♪泳いで・・泳いで・・♪歌が終わってマグミが舞台袖へ。エンディングが続く、このエンディング、かっこいい。ラスト、照明が暗くなり、ストリングスだけが鳴り残り、捌ける（はける）メンバー。「Space Fish Go! Go!」を静かに演奏し続けるストリングス。ここは、静かに聴いていたかったんだけど、場内ざわついてたのが、チョット残念。----- うーー、ここまででまだ半分よ！長いぞ！-----
「Space Fish Go! Go!」のストリングスが、そのまま、あの懐かしいメロディに変わった。ぱ・・ぱ・・パパパパ・パフィー！！違う・・「パーティ」だ・・・これは、感涙モノ・・・うれしいよぉ〜〜〜。暗闇の中ストリングス、キレイ・・。そしてその暗闇の中、業務用懐中電灯（かどうかは知りませんが、家庭用より強力なヤツ）を手に、ヒラリとマグミ登場。怪盗なんちゃらみたいな登場だったなー。マント着てそうな雰囲気で、ふわりひらりと、どっかから飛んできた。大歓声。電灯で、客席を照らしていく。すごいキレイ・・、不思議な雰囲気に包まれる。自分の顔を下から照らすマグミ。怖いよ（笑）。さらに大歓声。アコーディオン現ちゃんも暗闇にいる。現ちゃんの足下にしゃがみ込んで、下から現ちゃんを照らすマグミ。現ちゃんまたあの、いっぱい目が付いてるメガネしてるよ〜（笑）。タツのベースが入る、恭一のギターが来た。
あー「パーティ」だ。もう何年前だったか。初めてこの曲聴いたときは、かなり衝撃だった。不思議な世界、怖そうで、優しそうで、面白そうで、悲しそうで。ライブで聴くの初めてで、これだけで今日来てヨカッタと思ったり。
さ！こっから一転！「美代ちゃんの＊＊＊」！！メンバーもすで衣装替え済み。「ART OF GRADATION」ラフバージョンの服。恭一は青のPロックT。メガネをパーンと横に投げつける現ちゃん！トロンボーンのサポートが一人入った、増井くんではなさそう。左右に走るメンバー。ステージ一つ分前に出てくる。ち・・近い！！サックス吹く現ちゃんが正面だ！正面正面！カッケ〜〜〜にょー！！マグミと恭一のエックスジャンプがキレイに決まる！いいねー広いステージ！
そして久しぶり、「F5」！！場内、こころはひとつ！（笑）現ちゃんの超速カニ走り、渋谷公会堂のステージ左から右へ、タイムは約2秒48！！ワタシの席からは、現ちゃんの足は見えないもんだから、もお現ちゃん、おもちゃみたいな動き。
「CONTROL」！！ラッパ、かっこええよ、ラッパが！！ぐぁ〜〜、恭一もこっち来た！来た！！来たぁ〜〜！！！（落ちつけ！）
「VIRUS PANIC」！？うわ、好き好き、コレコレ！この曲、みょーーーに好きなんです。ビョンビョン飛んじゃうんです、コレ。思わず。マグミのテンションも、かなり変な方に（いっつも？）。「次は最高のロックナンバーを」とか言って、マイクをお股（おまた）にはさんで”気をつけ”でビョンビョン飛んでいる。「みんなもこれ、やるように」って、ヤダよ（笑）。ズボンのチャック触ってる触ってる。脱ぐなよ〜テレビ入ってんだからね。かなり妖しい動きのあと、「おやすみ」。おーー！！これか！！そうか！！嬉しい・・・これも。今日一番激しく踊ったんじゃないか？っていうくらい、踊ったぞ。も〜「おやすみ」大好き！いいよー、これ。そんで「カ・ラ・ダ」！！うぅわ、や〜〜った！嬉しいよーー！！
この辺が、今日は一番楽しかったかも。
そして「MATSURI-365」、みんなの手がキレイ。サックス吹きながら、片手で客席を煽る（あおる）現ちゃん。「Magic Blue Case」！イントロ流れると、ウキャ〜！！ってなる、反射的に。現ちゃんは、片手でキーボード弾きながらもう片手を横に広げる。続いて現ちゃん、キーボートの向きを変えようとしてる、ど、どうしたいの？何したいの？現ちゃん？そうか、ステージを左右に走りたかったのね。ステージ中央からキーボードに突進、キーボード倒して弾く、の上田現。前から走ってってキーボード飛び越えの技も見せる上田現。ラストは「Love Songs」。この曲聴くと、なんかパワーがみなぎるの。なんでだかねー。アンコール、真っ先に登場の現ちゃん、かっこよく出てきたのに、なんかにぶつかってよろめく。狙った？（笑）マグミのMCも絶好調（なのか？）。「チ＊ポ丸だしーーー！」と、バンザイで生声で叫ぶ。頭悪過ぎ。最高。
「アニマルビート」。♪さ〜らう〜〜〜ん♪のトコで、客席を左右に分けるマグミ。右手を挙げたら右の客、左手挙げたら左の客が拍手するように、と、タモさん（いいとも！）の上を行こうとするマグミ。これがまた、オモロ！右手挙げたまま、左手も挙げていき、左だけ下げたと思ったら右も下げてすぐ挙げる・・・って、わからんわ！！とにかく動き早くてステキ。ゲラゲラ笑っちゃった、オモロかったよ、とても（笑）。
そしてここで「プレゼント」。いや〜ヨカッタ。郡山でラストに演った時も感動したけど、終盤に聴く「プレゼント」、いいわ。
次！「旭タクシー」！！！左右に大暴れ、きょーいちぃ〜〜〜！！現ちゃん側に来て現ちゃんを追いつめる恭一、追いつめられる現ちゃん！ウゲ〜〜、ツーショットツーショット！！かっけ〜よ〜〜！コーラスに遅れそうになり、すげースピードで右に戻る恭一！ひらりと軽やかに猫背ジャンプ！プププ｡｡ツアーも終わりという事で、メンバー紹介。スピーカーの高いトコに腰掛けてる現ちゃんから。立ち上がっておしり振り振りダンスを披露。ん〜プリチーね｡タツ、雪好、杉本恭一（フルネームで）と続き、「そしてボーカルのセンズリ・・・」なんて言ったっけなー、スゲーウケタんだけど、忘れた。なんか、現ちゃんも恭一も笑顔。ニカニカくん。
そしてマグミが、ちっちゃいラッパ取り出す。「プクプー・・」と少し吹く。あ・・・・「KUMAMOTO」だ・・・（喜喜喜！）。久しぶりーー！！もう、ぐわんぐわん。「♪ドータイドータイ・・・！！♪」（って言ってるの？）と右手で煽る（あおる）恭一。嬉しいよーKUMAMOTO！く・ま・も・とぉーーー！！最後、前の席の客に手を伸ばすマグミ。あー終わりだ。恭一もピック投げまくって、最後にぺこっとお辞儀してった。ちっちゃく、ジーーンと来た。現ちゃんもやったら笑顔だったような気がしたんだけど。
楽しんでいただけたんだろうか。
レピッシュさんには、いつも楽しませてもらってる。メンバーも、客をみて楽しんでもらえてたら・・シアワセじゃ。
1ヶ月ホント楽しかった。ありがとさん。
後日、スパイパーフェクTVでやった生中継を、ビデオで見た。
曲順とか、後半のもキチンと記憶と合ってて、スゴイじゃん、アタシ。
ところがだねー、なんか、違くない？音が。違うよアレは。あんな音じゃなかったんだけどなーー！
ちょっと納得いかんかったが、現ちゃんがいっぱい映ってたからヨシとしていいですか？（笑）。
いや、でもやっぱりあの音はなんか違うよねー。「LOVE SONGS」のタツのベースの音とか、あれじゃあ外から拾った音じゃん。他にも、いろいろ音足りない。音だけじゃなく、なんかやっぱ違う。テレビって、違うよね、やっぱ。
でも、どっちがいいとか悪いとかじゃないんで、生中継で見た方もご心配なくね。
でも、あの音はさー・・・（シツコイ？）。