AIR・・・99/7/11(日)〜赤坂BLITZ
written by ash
クルマタニと会うのはこれで3回目だ。
1回目、2回目、そして今回と、いずれも違う名前で活動してはいたけれど(苦笑)

初めてのAirライブ。
正直どんな感じなのだろう?と少々不安。
「取りあえずTシャツの着替えを持っていきましょう。」
という友人の的確な(?)アドバイスを受け、会場に向かう。
18:45分ころBLITZの中に入るとすでに満員状態。

しばらくするとステージ上に女性が二人現れて、動物実験反対を訴えている。
「化粧品を製造する際にウサギを使った実験がおこわなれている。かわいそうだからそれを止めさせよう!」
なんて言っている本人があんな厚化粧してても説得力ないよなぁ・・・
などとくだらないことを考えているウチに照明が落ちる。
会場が暗くなり、一瞬、客席が静まり返るこの空気感が結構好きだったりする。

いよいよクルマタニ登場。
NIKEに身を包んだ、相変わらずの細い身体。
そして何より、あのドレッドヘアー!!
写真で見たときよりはプレ○ター?って思ったけど、それよりだいぶいいかも・・・(爆)

始まりは「EVERYTHING,OR EVERYONE〜」
やはり最終日ということもあるのかな?
クルマタニ自身もかなり昂揚しているような気がする。

3曲終わって、次は何かな〜とか思っていると、何とクルマタニのMCが!!(個人的にはかなり衝撃)
やはり動物実験反対について少し語った後、
「楽しみにしていました。会えて嬉しいです」なんていうセリフが!!
大人になったもんやわぁ・・・うぅ・・(涙)

「〜〜な政府自民党をけっ飛ばしてやります!」発言のあとに、
「AIR」「24 YEARS OLD」などの曲が続き、客もAirもだいぶ身体が暖まってくる。
当然ダイバーも、そちらこちらで飛び込んでいる。
あ、頭から落ちた。痛そうだなぁ・・でも、いい感じだ。
クルマタニもこんなに楽しそうにライブをするようになったんだなぁ・・・
などと少々お年寄りモードにふけってみる。 .

中盤、「HEVANRY」「YAWN」「TODAY」を演奏。
「叫ぶクルマタニ、跳ぶクルマタニ」っていうのも彼の一面だし、確かにそれも好きだ。
だけど、こういった3曲を続けられると、
「あぁ・・。やっぱりこの声好きだなぁ・・。この声質を生かした歌をもっと歌って欲しいなぁ・・」などと思ってしまう。
それくらい良かった。

TODAYが終わると、突然、知らないイントロが始まる。
「ん?何だコレ?でも、まわりのお客さんは知ってるみたいだぞ・・・?」と、ちょっと焦る。
後から知ったのだけれど、どうやらこれが新曲「6453」らしい。
かなり、かっこいいじゃん!(^-^)
勢いをそのままに「KISS ME AGAIN」「KIDS ARE ALRIGHT」と続き、客席はかなりキテル状態に。
モッシュ&ダイブ!!もうぐちゃぐちゃ・・(^-^)
でも、気持ちいいな。
やはり、ライブである以上、こういう音を求めたくなるのは当然だし。
クルマタニ自身も気分が良いのだろう。
ギターを弾きながら2階席に向けて笑顔を見せている。

「I NEVER WANNA HERE AGAIN」(これ好きなので、聴けてよかったぁ)を挟んで本編ラストの「LIBERAL」へ。
みんな、歌う、叫ぶ、で大盛り上がり(笑)
「どうもありがとう!また会いましょう。愛してます!」と言い残し、両手を頭の上で合わせ、
客席に向かって拝む様な格好をしながら去っていくクルマタニを見送って、取りあえず終了。

客席もほっと一息・・・。
しばらくすると「えーあい、あーる。えあ!」「えーあい、あーる。えあ!」のコールが。
これは、いつものことなのか?
ほかでは「ういあー、えあ!」「ういあー、えあ!」とか言ってるし・・・。
何故かおかしくて一人で笑いをこらえる(^^;

アンコールが始まると上半身裸のクルマタニが再登場。
右手を少し前に出して、身体全体でゆっくりとリズムを取る、アヤシイ踊りを始める。
どうやら、ライブでよくやる踊りらしい。
ライブで見る「HAIR DO」は、CDよりも数倍良かった。
それまでは、たいして好きでもなかったのに(汗)
「この曲を聴くと、何故か走りだしたくなる」って言った人がいたけれど、なんとなくわかる気がした。
当分の間は、Airライブのラストにはこの曲以外考えられない。

アンコール・ツーは、いわばおまけみたいな選曲なんじゃないかな?
「これで終わりなんだけど、最後にもう一度楽しんでいって下さい。」っていう感じで、
客もクルマタニも「自分が気持ちよく楽しむ」ということだけのために。
クルマタニの「ダイブ〜あんダ〜イブ!」の掛け声とともに始められたこの1曲は、
当然、かなり激しい!そして気持ちいい!もう、ぜっきょー!!(^^;
ライブの方はこれでおしまい。

最後に、Airとしての3人が、それぞれの手を取り客席に向かって手を振ったシーンは印象的だった。 そして、よっぽど気分が良かったのか、なんと客席に向かってダイブ!!
あと少しでドレッドがつかめたのに・・・と悔しがっている自分に気付く(笑)
クルマタニの「また会いましょう!ろっくんろ〜る!!」という声とともにライブ終了。
はぁ〜〜気持ちよかった。

BLITZを出ると外は雨だったけど、そんなことは気にしない。
だって、汗でもう十分に濡れているし。
心地良い耳鳴りを感じながら、「6453ってなんでNIKEなんだろう・・?」
などとくだらないことを考えつつ、階段を下りていった。

AIRトップページへ戻る
AIRライブレポリンクページへ戻る
AIR以外のライブレポを見る

LIVE&LIVE
Top page

inserted by FC2 system